「つぎのアタリマエをつくる」をミッションに、後払い決済市場を牽引している株式会社ネットプロテクションズ。東証プライムに上場し、採用マーケットにおいては社員クチコミサイト「Openwork」の総合評価ランキングで7位を獲得している人気企業です（2024/5/17時点）。
そんなネットプロテクションズ社の採用ターゲットは、超・優秀層。その難易度の高い新卒採用のご支援を弊社は2023年3月の24卒採用からスタート。25卒採用では【「柔軟な選考プロセス運用」x「ダイレクトリクルーティングの効果的な活用による母集団形成」】により、採用目標達成に貢献。26卒採用では年間契約をいただいております。
今回は新卒採用リーダーの渡辺さんに、弊社がご支援を開始する前の課題から採用成功を踏まえての弊社の評価ポイントなどについて、お話を伺いました。
株式会社ネットプロテクションズ 渡辺悠太さん（新卒採用リーダー）
目次
ウィーバーを選んだ理由はコミュニケーション力と柔軟性。採用課題の解決を目指す
ー 弊社ご支援前に抱えていた採用課題はどんなことですか？
当時、採用業務の一部を派遣の方にお願いしていました。しかし採用の知見が少なく勤怠にブレもあり、運用が不安定でした。一方でATS（採用管理システム）の移行が必要なタイミングで、このままの体制で問題解決しながらスムーズに遂行できるのかと、不安でした。
このような状況で、選考プロセスを一緒に進めていただける事業者を探していて、御社を含めて4社ほど検討していました。
ー 弊社を選んだ決め手はどんなことでしたか？
一番の決め手は、コミュニケーションの取りやすさです。弊社はコミュニケーションのプライオリティを高く置いており、御社と直接やりとりさせてもらった時に、とても話しやすいと感じました。分からないことを都度確認してくれるだけでなく、こちらの意図を汲み取っていただきながらお話できたというのが、大きな決め手となりました。
ー 弊社を導入することで期待していたことは？
期待していたことは2つありました。まず一つ目に運用が安定すること。二つ目に現在の体制からどのくらいコストパフォーマンスが良くなるのかというところです。
柔軟性、適応力を実感。マニュアル外でも対応してもらえる安心感があった。
ー 「ウィーバーに任せてよかった」と思うことはありましたか？
以前の体制に比べて安定的な運用を実現できています。こちらの期待通りに併走してくれていると感じています。運用に入っていただく前段階でしっかりと要件定義のすり合わせをしていただいたので、特にギャップも感じずスムーズにお任せすることができました。
コスト面は従来とほとんど変わりませんでしたが、同じコストでより安定した運用をしていただけているし、その分社員が企画などの採用のコア業務にリソースを割けるようになったのは良い状態だなと思ってます。
スカウト業務を追加で依頼した際も、弊社を深く理解した上で対応いただいたので、その点も良かったかなと思います。
ー そのように思っていただけて大変嬉しいです。弊社は採用「代行」という言葉をあまり好まず、「パートナー」でありたいと意識しています。お客様の理解を深め、課題に対し必要なことを実施していくことをモットーにしています。
御社の場合マニュアル外のことでも対応してくれますよね。こちらからの依頼に対し、柔軟に対応していただいたのには助かりました。柔軟性や適応力は御社の強みの一つだと感じます。
例えばATSと媒体、スプレッドシートを自動で連携させていたプログラムが急に動かなくなって大変なことがありました。問題解決するまで手動でフレキシブルな対応が必要になりましたが、ウィーバーさんのおかげでなんとか切り抜けられたこともありましたね。
ー ありがとうございます。今年から年間でご契約をいただきました。理由を教えていただけますでしょうか？
25卒採用の成果と安定した運用状況を鑑みても、理由がない限り他社に切り替えることはないと思っています。例えば何かすごいやらかしちゃったりとか（笑）
ー 一同（笑）
あとは、御社側で安定的にリソース稼働ができなかったり、圧倒的に価格が違う事業者が出てきたりなど、そのような理由がない限りは御社にお任せしたいと考えています。
ー 今後も安定した運用を提供できるようにしていきます。
事業の参考に、弊社に対して感じている課題等があれば教えてください。
そうですね、今期待しているものに関してはギャップはありません。強いて言うなら新卒採用のナレッジを積み重ねていただいて、弊社に還元してくれると嬉しいです。とはいえ現状困ってはいないので。あえて言うならって感じです（笑）
ー （笑） さらに磨きをかけて追加で価値貢献できるように頑張ります！
目標達成の鍵は密なコミュニケーションとPDCAの徹底
ウィーバー事業部長國井（左）と渡辺さん（右）
ー 25卒採用からiroots（新卒向けスカウトサイト）の運用を、設計から運用改善まで弊社に一任していただきました。その背景を教えてください。
元々24卒採用まではiroots運用を内製化していたのですが、使い切れていなかったというのが実際のところです。御社の選考プロセスの運用を見ていたので、母集団形成の運用もしっかり任せられそうですし、母集団形成した後の繋ぎこみもスムーズにできそうと思いました。
ー 25卒採用では弊社がirootsを運用し、iroots経由2名の目標に対し、2.5名（1名は内定承諾待ち）の採用が決定しました。この成果はどのように評価いただけていますか？
目標に対し上振れたのは、スカウト量が大きなポイントだと思っています。これまで社内で200通程度しか送れていなかったのを、御社に350通送っていただきました。結果、一定の母集団形成をすることができ、目標を達成できたと評価しています。
採用後半の頃には、スカウトの段階では改善の余地がないほど量と質を担保でき、選考プロセスを変更しないと採用が難しいというところまできました。できることは全てしていただけたのかなと感じています。
ー 返信率が下がってしまった時には週1でミーティングを実施し、施策について密にご相談させていただきましたね。
はい。御社がKPI改善のためのPDCAをしっかりと回してくれました。例えば歩留り改善のため、媒体でユーザーから見える画面を確認しながら掲載内容の改善をしてくれたことは、大変良かったなと思っています。
ー ありがとうございます！
国内外でビジネス拡大予定。事業をリードする人材を求め、ウィーバーと併走していきたい。
麹町にある本社オフィスにて。「働きがいのある会社」「1000 Fastest-Growing Companies In Asia-Pacific」等、数々の賞を受賞されています。
ー ネットプロテクションズとしての今後の展望を教えてください。
事業をさらに拡大していきます。
国内市場での決済ビジネス取引においては、対応できるサービスは既に用意できていて、いかに拡販していくかというフェーズです。一方、海外進出や新規事業も始めております。そちら側をリードしていけるような人材をどんどん増やしていきたいと思っています。
ー 事業拡大に向けて動き始めているのですね。組織作りについてもお伺いします。
OpenWork（企業の社員口コミサイト）のアンケート「成長と働きやすさをかなえる企業ランキング」で1位になったり、総合評価ランキングが全業界で7位、ネット業界では1位（2024/5/17時点）だったりと、御社は何かと話題に上がることが多いですよね。このような組織を作れている要因は何でしょう？
弊社が展開しているような後払い決済事業は、より多くのユーザーに利用いただきながらも、未払いが極力発生しないようにしなければビジネスとして成り立ちません。そこでCS（顧客満足度）の向上や与信システムのコントロールを考えながら、より多くの事業者やユーザーにつかってもらうことを社員一人一人が考慮しながら意思決定していくことで最適な事業運営に繋がると考えていますそのため、効率性、生産性をあげるために権限を各個人に落としています。それが弊社で取り入れている“ティール型組織”です。
ー 御社の強みの一つですね。
上場企業でかつ弊社規模ほどのティール型組織は日本にはなく、海外でもあまり見られません。このユニークな部分が評価をいただいている部分でもあり、応募者の方からも成長できる組織と思われていると思います。
一応、20代若手が活躍できる組織ナンバーワンですからね（笑）
会議室の名前が書かれたオーナメント。「BOSS」はオフィスの角にあってガラス張りで、応接室をイメージされているようです。そのほかにも「G20」「normcore」「máru」「p-chick」「PA-chick」「40db」「WA」などの会議室があります。
ー 今後弊社に期待したいことはありますか？
これまで通り、「自社の採用力で採用できる人達を採用していく活動」においては、御社はパフォーマンスしていただいており、引き続き期待しています。
一方、もともと採用戦略は3つのフェーズを考えていまして、次が「自社の採用力では太刀打ちできないような人材にアプローチしていく」という最終フェーズです。そこに昨年から役員と動き始めています。そちら側でも御社の強みが活かせるような取り組みで、一緒にやっていきたいなと思っています。
ー 御社の今後の展望にも弊社が貢献できるよう尽力させていただきます！
最後に、弊社サービスの導入を検討している企業にメッセージがあればお願いします。
採用をすべて外部に任せるのは違うと思いますが、かといって全部インハウスだけでやるより、何かしらで外部の人に入ってもらうのは適切な状態だと考えています。
採用というのは全社の中で優先度の取扱いが難しい業務です。そもそも採用活動をしなくても会社は大きくなる場合もあり、採用したから確実に良くなるわけでもありません。採用が最優先ということもあれば、今は採用じゃないよねって時もあります。
そのような判断は、本来は、事業戦略があってそこから組織戦略、採用戦略と順に落とし込んでいくものですよね。しかし実際には戦略的な意思決定を基に降りてくるケースは、なかなか無いのではと思います。
だからこそ、バランスよくやるのが一番いいんだろうなって私は思っています。つまり、外部の人との連携です。自社の人事と外部のパートナーさんとでチームを作り、状況の変化に臨機応変かつ最適に対応していける体制が理想かなと。
そのような点からも、ウィーバーさんは事業環境の変化で採用戦略も変更になった際など、うまくコミュニケーションを取りながら柔軟に対応していただけました。コミュニケーションが取りやすく適応力があるという面で、ウィーバーさんを選ぶ理由は十分にあると思います。
RPOないしパートナーを探されておりましたら、ぜひウィーバーさんに一言お声がけいただくといいんじゃないでしょうか。
ー 素敵なメッセージ、ありがとうございます！とても嬉しいです！引き続き、よろしくお願いいたします！
ウィーバー株式会社について
弊社は採用コンサルティング・運用支援、採用力を高めるためのHPリニューアルやSNSコンテンツの制作支援も行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください！
採用＆マーケ支援事業部長
┗大学卒業後、大手飲食業にて新規店舗立ち上げ＆マネジメントを経験後、人材サービス業界に転身。求人広告営業、IT人材紹介営業、SES営業等の経験後、22年5月にウィーバー入社。採用コンサル＆PM、事業開発、マーケティングセールス全般、代表補佐を担当。23年9月より採用＆マーケ支援事業部長。
