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参考にしたい!トレンドの採用ピッチ資料6選

参考にしたい!トレンドの採用ピッチ資料6選

採用のオープン化が進む中、企業同士の情報戦が激化しています。採用においては、数々の企業がダイレクトリクルーティングなどの手法を取り入れ、自社の情報を積極的に発信する企業が増えました。

そしてデジタル採用マーケティングや採用DXの流れで、会社説明資料の進化版「採用ピッチ資料」を作成し、Webで公開する企業も増えています。

今回は採用ピッチ資料作成にあたり、参考にさせていただいている6社の資料を紹介します。採用ピッチ資料を作成する際に参考になれば嬉しいです。

LAPRAS社(AI採用マッチングサービス)

↑こちらはLAPRAS株式会社の採用ピッチ資料です。

全部で37スライドあり、

  • 会社概要
  • 事業内容
  • 職場環境

と大きく3つの項目に分かれています。

『事業について』の項目では、社製品の強みや特徴についてしっかりと紹介しています。具体的にエンジニア採用の市場課題や、実際に自社サービスを使用して採用に成功した事例を挙げることで、サービスの強みをアピールしています。

また、社内のオープン化への取り組みについて、Slackデータや社員の平均・最低年収やストックオプション保有率なども公開していて参考にしやすいです。社員のプロフィールが充実していたり、社内写真が多く掲載したりしているため、社員の雰囲気も分かりやすいのも特徴です。デザインがシンプルでとても見やすいです。

atama plus社(学生向けAI教材)

↑こちらはatama plus株式会社の採用ピッチ資料です。

全部で47スライドあり、

  • 会社概要
  • 事業内容
  • 大切にしていること
  • 働く環境
  • 採用について

の5項目から作成されています。

まず、『3分でわかる atama plus』という一目で読者が興味を持ち、思わずクリックしてしまう魅力的なタイトルとなっています。Webコンテンツを作成するにあたり、タイトルの大切さを再認識しますね。

『大切にしていること』の項目では、自社のカルチャーを存分にアピールしていいます。
学生向けのAI教材を手掛けているということもあり、組織図のトップに生徒(students)が位置している考え方は、オリジナリティがあるなと感じました。

XTech社(既存産業×テクノロジー)

↑こちらはXTech株式会社の採用ピッチ資料です。

全部で24スライドあり、

  • 会社概要
  • スタートアップスタジオとは
  • 新規事業を生み出す仕組み
  • 最後に

の4項目から作成されています。

他社の採用ピッチ資料に比べスライド数は少ないですが、その分要点を押さえていて読みやすい内容となっています。

冒頭で「本スライドを読み終えたらお願いしたい3つのアクション」として下記の内容が書かれています。

  1. XTechグループと緩く繋がりを持つ
  2. 直接会社に遊びに行く
  3. いきなり最終面接に応募する

実際にスライドを読み進め、一番最後のページにたどり着くと、3つのアクションのバーコードが表示されています。読者が少しでも興味を持ったらそれぞれのアクションにすぐに移れるような仕掛けが施されており、アクションへの導線が工夫されていると感じました。

ミラティブ社(ゲーム・スマホアプリサービス)

↑こちらは株式会社ミラティブの採用ピッチ資料です。

全部で49スライドあり、

  • はじめに
  • Why Mirrativ?①~⑤
  • 会社について

の項目で作成されています。

採用ピッチ資料作成にいち早く取り掛かり、ホームページに掲載したミラティブ社の資料。こちらの資料を参考にされている企業様は多いのではないでしょうか。
「採用候補者様への手紙」というタイトルと、目次に「WHY?」を入れた質問項目で進む会社紹介は読者目線で、読者に寄り添う形の資料となっています。

↓こちらはCTOの立ち位置から、読者対象をエンジニア向けにして、開発環境や社員紹介などを記載した資料です。
参考にどうぞ。

マネーフォワード社(金融系Webサービス)

https://speakerdeck.com/mf_recruitment_pr/company-profile

↑こちらは株式会社マネーフォワードの採用ピッチ資料です。

全部で60スライドとボリュームのある採用資料となっています。

  • 会社概要
  • Mission Vissionについて
  • 各領域について
  • 私たちが実現したいこと
  • 働く環境について

の5項目で作成されています。

他社に比べるとスライド数は多いですが、写真を多く使っているためスラスラと無理なく読み進めることができます。
サービス展開している領域について、それぞれのサービス内容や体制、担当している社員など細かく掲載されています。また、スライド内に社員の仕事に対するストーリーとして、採用広報SNS「Wantedly」で掲載している記事をリンクして貼り付けているのも特徴です。

マネーフォワード社の採用サイトのコンテンツは、ほぼWantedly内の記事とリンクしているため、読者がより情報収集をしやすい設計になっています。

SmartHR社(人事・労務ソフトウェアサービス)

↑こちらはSmartHR社の採用ピッチ資料になります。

67スライドとボリュームだっぷりです。

  • 会社概要
  • 組織について
  • 事業について
  • 働く環境について
  • 社風・文化について
  • 「今SmartHRに入社してやることあるの?」

の6項目で構成されています。

採用ピッチ資料を作成するにあたり参考にする企業様は多いのではないでしょうか。オープンすぎる内容が話題となり、沿革や働く環境、給与テーブル、昇給実績まで細かく情報開示されています。

会社の今までの歴史と、今(現状)、そしてこれからのビジョンがまとまっているため、『SmartHRで働く』というイメージが湧きやすいです。
一番最後の項目「今SmartHRに入社してやることある?」は、求職者から見ても働いてみたいなと思わせるインパクト抜群のネーミングとなっています。

まとめ

どの企業もただ情報を載せているだけでなく、自社の強みやバリューなどを盛り込み、どこを読者に知ってもらいたいかが明確になっています。

また、読者が目を惹くようなタイトルや、遊び心があるようなスライドの工夫があるのも各社特徴があり、差別化できるポイントでもあると感じました。

採用ピッチ資料は今後スタンダードになっていくと思いますので、ぜひ採用PRの一つとして作成、活用してみてください。

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